どうもカズPです！
不安定な世の中で、『副業』を探している人、また実際に始める人が最近さらに増えています。
そんな世の中で、簡単に稼げるという誇大広告の詐欺案件が多数溢れかえっています。
今回、実に怪しい案件を見つけてまいりました。
何でも、『音がなるだけで稼げるビジネス』があるというのです。
その名も、藤崎芽衣の社会貢献ビジネス『支援ONE』です。
音！？
社会貢献！？
エンジェル投資！？
なかなか興味深いビジネスですね。早速、検証してみましょう。
Contents
藤崎芽衣の社会貢献ビジネス『支援ONE』とは？
引用元：https://www.shien-1.com/lp-b/
引用元のLPによると、
■世界最先端の社会貢献ビジネス
■協力企業5,000社以上
■1日たった5分
■あなたがやる事は音を聞いてボダンを押すだけ！
■月収50万円以上の臨時収入
■完全無料
藤崎芽衣の社会貢献ビジネス『支援ONE』の仕組みは『投資』だそうです。
藤崎芽衣は、20代の頃に支援事業（児童養護施設、高齢者施設、障害者施設、生活困窮者、ホームレス）の会社を設立し、さらに『エンジェル投資』と呼ばれる、立ち上げたばかりの企業に投資、寄付や支援をして来ました。
それ以外にも、FX、株、不動産投資で億単位の利益を得ているそうです。
立ち上げ当初から300社以上の企業に投資をし、今では5,000社以上の会社に投資をし、株価を保有しています。
ではどうやったらパソコンを使ったことのない副業初心者やホームレスでも稼げるのかというと、まず、『支援ONE』のサイトに登録をします。
『支援ONE』サイト内では、5,000社以上の取引企業の株価が情報共有されていて、株価が上がるとアラートの音がなり、そのタイミングでスマホをタップするだけでどんどんと利益が貯まるというのが『稼げる仕組み』です。
しかも『支援ONE』使用料は『完全無料』。
掛け金も100円から可能。
うーん、5,000社以上の企業が、会社の株価や機密情報を共有し合う！？
それらしい説明を並べられてもまだまだ怪しいですねえ。。とても信じられません。
藤崎芽衣とはどんな人物？
藤崎芽衣が何故そこまで、『支援事業』に力を注ぐのか。
それは、彼女の生い立ちにあります。彼女の父親は会社の経営をしていたのですが、どんどん業績が悪くなり、父親の会社は倒産してしまいました。
その影響で、父親はお酒に溺れ、家庭内DVもエスカレートさせ、堪えかねた彼女の母親は自殺してしまったとのこと。家族はバラバラになり、藤崎芽衣は16歳でホームレスも経験したそうです。
その時、彼女を救ったのが、ホームレス支援グループでした。
自分のように、困っている人を助けたい、その一心で支援事業会社や『支援ONE』を立ち上げたのです。
『支援ONE』の懸念点①～『ハチプラス』『KATO』（加藤浩二）が関与！？～
藤崎芽衣が『支援ONE』を立ち上げた理由、収益モデルなど、LPや動画内で熱く語られていましたが、『支援ONE』の懸念点はいくつかあります。
そのひとつが、今回の『支援ONE』が、『ハチプラス』（富の泉キャンペーン）の『大谷健』のメルマガからの情報だということです。
つまり、『ハチプラス』にも出演している、悪名高い『KATO』（加藤浩二）にも関連があるのです。
それだけでも、『支援ONE』は、関わってはいけない商材と言えるでしょう。
『ハチプラス』や『大谷健』についてはこちらの記事に記載させて頂いています。
作りこまれた台本、インタビュアーとのやり取りなど、LP動画の構成も全く同じです。
『ダイレクトレスポンスマーケティング（DRM）』のやり方も同じです。
『ダイレクトレスポンスマーケティング（Direct Response Marketing）』とは、広告やWebサイトなどから発信された情報に反応する形で、レスポンスがあった見込み客に対して、直接的に商品やサービスを販売するマーケティング手法のことをいいます。
また、今回の役者は相当ヘタクソで、藤崎芽衣を含め、『支援ONE』の会員、出演者全員が棒読みで、所々、カンペを読んでいるのもバレバレです（笑）。
さらに、先日リリースされた、武田真一の『新型給付金ONE』とプロジェクト名もやり口もほぼ同じです。
『特定商取引法に基づく表記』の『販売業者名』は、違えど、同じ組織が絡んでいるのは間違いないでしょう。
『支援ONE』の懸念点②～『完全無料』って言ったじゃん！～
『完全無料』を謳っていたのに、サイトのセキュリティーは大事なので『シリアルコード』の発行にだけ料金がかかると言い出したり、これまた信用なりません。
『シリアルコード』発行がいくらなのかは、現在セキュリティー会社と交渉中と言うだけで、具体的にいくらかの説明はありませんでした。
言わないところを見ると、かなりの高額になるのではないでしょうか。
『支援ONE』の懸念点③～『返金』はウソ！？～
次に『返金』についてです。
動画内では、『支援ONE』には、『顧問弁護士もいて、しっかりと返金についてもサポートさせて頂く』と説明があったにも関わらず、LPの『特定商取引法に基づく表記』には、『原則として返金に応じられません』と真逆のことが記載されています。
『特定商取引法に基づく表記』は？
『販売業者名』の『株式会社future』ですが、実際に『全国法人情報データベース』にも『法人番号 5120001163457』で登録されていました。
しかし、建物はビルというより、普通のマンションといった感じです。とても億を稼ぐ法人が構えるような建物ではありません。
『個人情報の取り扱い』についての記載はありませんでした。
まとめ
以上のことから、私は、藤崎芽衣の社会貢献ビジネス『支援ONE』は、おすすめできません。
『完全無料』というのも怪しいですし、何より、ロジックも曖昧で、いくら親密な法人と言えど、株価や機密情報を他社や訳も分からない組織と情報共有するはずがありません。
藤崎芽衣の社会貢献ビジネス『支援ONE』には、関わらないことをおすすめします。
こういう怪しい案件を見る度に、このブログでは、『本物』の情報だけを発信しなければとふんどしの紐を締め直す思いです。
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