どうもカズPです!
今、世間で一番話題になっているニュースが、山口県の阿武町役場で起こった新型コロナウイルス対策関連の臨時特別給付金4,630万円誤送金問題でしょう。
誤って自分の銀行口座に振り込まれた町民463人分の給付金を、空き家バンクという制度で移住してきた一人の24歳の男性がほぼ全額使ってしまったというのです。
最初は、誤って一人の銀行口座に町民分の給付金全額が振り込まれてしまったというニュースから、
その男性が返すのを渋っている、
「罪は償う」などと言い残し、連絡が付かなくなってしまった、
ほぼ全額使ってしまったようだ、
実はオンラインカジノ(ネットカジノ)に使った、
町が男性を提訴、
遂には、電子計算機使用詐欺容疑で警察に逮捕されてしまうなど、
連日、テレビやネット、週刊誌、各メディアでも取り上げられ、遂には、男性の実名(田口翔容疑者)、個人情報までもが世間に晒されてしまいました。
昔の同級生が出てきて、金の執着、金遣いの荒さまで暴露されてしまう始末。
ネット上では、家族構成、母親、妹、さらには離婚した父親や住んでいる場所など、真偽のほどはわかりませんが、田口容疑者のプライバシーが次々と暴かれています。
さらに、今回、誤って振り込んだとされる新人職員やその上司の顔写真や個人情報までもがネット上に出回り、誹謗中傷も続いているそうです。
ただ、新人職員自身が誤って振り込んだのではなく、上司から依頼された書類を銀行に持って行っただけとの報道もあり、こうなってくると色々な情報が錯綜しています。
中には、田口翔容疑者とこの新人職員がグルだったのではないかといった憶測までも飛び出しています。
阿武町役場には、苦情やイタズラ、脅迫電話が毎日30本以上来ているそうで、町役場や町長までもが非難の対象になっています。
ワイドショーのコメンテーターや有名人もこの問題について批判しています。
ホリエモンは、町役場や銀行の管理体制、国税に対する意識の低さを指摘していますが、個人的にもその通りだと思います。
聞いているだけでも、ミスの起こりやすい体制で、管理もずさんで、まさに起こるべくして起きた事件なのです。
今回の誤送金問題ですが、これだけ大きな社会問題になりましたが、公になっていないだけで、実は、自治体による誤送金はこれまでも全国で多数発生しています。
勿論、使ってしまった田口容疑者が悪いのですが、これを機に各自治体が国民の大事な税金を預かっているという意識改革が必要ですね。
そして、最近更なる進展があり、誤給付された4,630万円のうち、オンラインカジノの決済代行会社3社から9割以上の現金が回収できたとのことです。
ん?田口容疑者が全部カジノで使ってしまったのでは??
決済代行会社がこれ以上会社内部資料が漏れることを恐れ、立て替えたという情報もあります。
どちらにせよ、戻ってくるのであれば、町民にとっても喜ばしいことです。
この事件、まだまだ進展がありそうですね。
オンラインカジノ(ネットカジノ)とは?
では、今問題になっている『オンラインカジノ(ネットカジノ)』ですが、Wikipediaによると、
『オンラインカジノ(ネットカジノ)』は、コンピュータネットワーク上で仮想的に開帳される賭博場(カジノ)である。日本はアクセス数は2021年世界3位、2022年世界4位であるが、日本国内からの利用は賭博罪違反である。利用者が違摘発された例もある。
インターネット上のギャンブルゲームは通常のカジノより、意識せずに負債がかさみやすく、家庭の崩壊につながる可能性を指摘されている。(Wikipedia)
驚きなのが、オンラインカジノサイトに日本からのアクセスが2022年も世界で4番目に多いのですね。
それでは、オンラインカジノは日本国内では違法なのでしょうか?合法なのでしょうか?
違法か合法かで言うと、日本国内でオンラインカジノを利用すること自体は違法ではありません。
但し、条件があります。
世界にはオンラインカジノを合法としている国がいくつかあります。その中で、さらにその国の政府公認のライセンスを取得した運営会社のカジノサイトの利用は違法ではありません。
日本は、建前上、公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース)以外の賭博が禁止されています。なので、日本国内の会社が運営しているカジノサイトを利用した場合は、アウトでしょう。
但し、厄介なのが、オンラインカジノに対して明確に定められた法律がないのです。
2016年には、海外から日本への観光客を増やそうと、統合型リゾート(IR)整備推進法案(カジノ法案)も可決され、日本でカジノも解禁されましたが、反対派やコロナなどの影響で、準備が進んでいないのが現状です。
カジノが解禁されたのは、政府で認められた候補地3ヶ所(現時点で、立候補しているのは大阪と長崎)だけで、オンラインカジノが合法化されたわけではありません。
実際、日本国内でのオンラインカジノは合法か違法かを調べてみると、見解は両方に分かれます。その一番の原因は、明確なオンラインカジノについての法律がないからでしょう。
ですから、この記事も参考程度にお読みください。
さらに日本はギャンブルに関して、かなりグレーです。その一例がパチンコ・スロットです。パチンコは公営ギャンブルではないため、賭博は禁止なはずです。
全国津々浦々、日本の至る所にパチンコ屋は存在します。
ニュースで良く、『ポーカー賭博で逮捕』など聞きますが、パチンコやスロットが良くてポーカーがダメな理由も曖昧です。
田口容疑者が利用したオンラインカジノがどのサイトかまでは報道されていませんが、もし、オンラインカジノをやるのであれば、正式なライセンスを取得したサイトを利用すべきでしょう。
ライセンスを取得したサイトであれば、サイト上にも記載されているので、利用する前に、そのサイトがライセンスを取得しているのかをまずは確認すべきです。
インターネットやYouTubeで調べてみても、オンラインカジノについての情報はたくさん出てきます。
ただ、どんなにおすすめのサイトでも、所詮ギャンブルです。勝つこともあれば、負けることもあるでしょう。いや、負けることの方が多いでしょう。
今回同様に、オンラインカジノで全資金が溶けてしまい、悪いことに手を染めてしまったというニュースもよく聞きます。
ですので、結局、やらないのが一番だと思います。
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